2010年8月18日に品川シーサイドの、楽天さんで開催された「Agile2010とはなんだったのか」勉強会 #agile2010ja に行ってきた。
内容は、2010年8月9日〜13日にフロリダのオーランドで開催された「Agile 2010 Conference」に参加された方の報告をお伺いするというもの。

まず意外だったのが楽天さんでの開催だったということ。
4人のプレゼンテーターの方のうち、最初のお一人以外の方は楽天の方だったんだけど、
個人的な勝手な印象で、ウォーターフォールでバリバリやっているイメージの会社だったし、あの規模の会社でアジャイル開発できるのかというのもあったので、「楽天でアジャイルの勉強会やるの?」というのが最初の印象。

勉強会ではまず最初にビールが配られ、アジャイルな感じで進行(笑)。
以下、メモした内容から思い出しつつ。

カンファレンスの雰囲気としては、成功例を持ち合うというような形ではなく、どうやればいいか迷っているというような部分も晒しつつという形だったらしい。

アジャイル開発を行った場合のプロジェクト成功率
アメリカのリサーチ会社の調査によると
プロジェクト成功率32%
プロジェクト失敗率68%

そのうちアジャイルで実施しているプロジェクトは
78%の確率でプロジェクト成功している
そうだ。

プロジェクト成功の判断基準は、リリース日に間に合ったかどうかとかその辺だそうだ。
アメリカでは数年前から開発スピードの迅速化が求められており、従来型の開発では顧客のビジネスのスピードに対応できない

Salesforceでの事例
Salesforceでは2006年からアジャイルでの開発を行っていて、当初は試験的に25チーム、現在では100チーム体制での大規模なアジャイル開発を行っているということ。
1チーム当たりの人数は10名前後だそうだ。
どうやってアジャイル開発を軌道に乗せたかという質問に対しては、
・まず始めにスクラムマスターを育成
・次にチームを作る
・トレーニングを回す
・それを横展開
という風に進めたそうだ。
リリース日は決まっていないらしい(受託じゃあり得ないよな)。

楽天での事例
もろもろ発表された内容・質疑応答をまとめるとこんな感じか?
・アジャイルっていう言葉しか知らなかったっておっしゃってた方が何人かいらっしゃったので、少なくとも、ちょっと前までは完全にウォーターフォールだったんだと思う。
・現在でも全体でアジャイル開発という形ではなく、一部サービスで試験的にアジャイルなチームを作って開発を行っている(のではないか)。
・一部のチームでは?スケッチブックを使い、それをデータ化するために、Redmine使って実作業に落としている。
・あと、アジャイルじゃなきゃ嫌だって言ってた気が
とっても断片的だ。

その他
・アジャイルでもそれ以外でもなんでもいいが、「常に改善する意欲」で負けてないか?探求心を忘れてないか?
・海外でアジャイル界隈に携わっている方はOOP(オブジェクト指向プログラミング)界隈とも関連がある方が多く、
OOPが今では当たり前となったように、今後はアジャイル開発が主流になっていくのではないかとのこと。
・ある会社ではスクラムがうまくいかなかったので別の方式を選択(その辺もアジャイルな感じで適宜改善)。

最後に、プレゼンテーターの方のお話の中で、アメリカのカンファレンスだと質問がバンバン飛び交うのに日本だとみんな静かにしてるというのが印象に残った。
参加するなら自分のモノにして帰らないとね。

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